?Bへのお返事。その2。

「口蹄疫における政府批判に対する雑感」の補遺 - Togetter

vid 10年前を踏まえて4/22(確定2日後)にとりあえず100億の担保を!を大臣・副大臣が蹴ったのも「マニュアル」なんですね。//周辺予防殺処分は海外事例がある。ワクチンベルトも。それも載ってないからギャンブルか 2010/05/19

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watchcat ↓ vid 対策の話と補償の話は範囲が違うだろうに。担保通ったら感染が収束するのか? 叩きたいばかりに視野狭くなって何も見えていない典型だな。 2010/05/19

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100億ってのは「対策のための費用」としても当然必要でしょう。
http://www.face.ne.jp/etohtaku/seimukann/img-423144027.pdf
2010-05-10 コピーはこちらから

江藤委員
 (略)これは緊急事態でもありますので、お許しをいただきまして、ぜひ口蹄疫につきまして質疑をさせていただきたいと思います。(略)
 昨日は(略)JA、それから市町村、そしてまた生産者の方々、関係者の方々にたくさんお集まりいただいて生の声を聞いてまいりましたので、ぜひ大臣にお聞き届けをいただきたいというふうにおもいますので、よろしくお願いを申し上げます。
 そこでまず聞かれた声、それは十年前の対策と比べて非常に初動が遅いと。(略)初動が遅い、不十分だという声が多く聞かれました。農水省は防疫関係とかこういうものに精通した人間を急遽派遣したということでありましたけれども、一体これは役に立っているのか、何をしているんだという批判の声が強く上がっておりました。
 大臣にお尋ねします。
 (略)(十年前の口蹄疫発生当初に)百億円という金を最初ぽんと出しました。これはつかみ金だったという批判はあるかもしれません。でも、これが、農家の方々、この人たちにまず安心感を与えたんですよ。それなら思い切って対策を打てる、頑張れる、そして再建ができるという希望を与えたんですね、地域の方々に。
 ですから、今、予算は心配していないというようなお話をされました。しかし、ALIC(=独立行政法人農畜産業振興機構)も、今回の畜酪対策で二十二年度末には二百億円しか残らないでしょう。そういう状況になるとやはり心配ですよ。ですから、国として金額を明示して、これだけはきちっと用意したから。余ったら余ったでいいじゃないですか。やはり金額を明示することが大事だと私は思いますが、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。

(強調はvid)
現場農家に対して、思い切った『対策』を選択させるためにも、100億の金が必要と、国会の場で江藤議員は訴えていますね。
私の発言はこれを念頭に置いています。
 
鳩山首相が対策本部長になって、1000億出すと明言しました。財務省が100億は出すとトーンダウンさせてますが、そこはとりあえず置いときます。
一定区域内全頭殺処分を行う場合、やはり農家に対する保障と言うのは問題になります。
しかし彼らの生活を保障することで、対策として大きな手も打てる。
そこまで行かないにしても、消毒薬や人手にだって金はかかります。
「すばやく金を担保する」のも疫病『対策』の一つでしょう。
 
思い切った対策はしました。しかし、農家の廃業が相次いで、廃村となりました。
保障は対策ではないとして行われた結果がこういう風になっても、それは正しい「対策」ですか?
担保が通ったら対策を打ちやすくなるのは間違いですか?
 
たとえマニュアルに載っていなくても、必要だと判断できるなら豪腕を振るうのが、大臣の役目でしょう。
4/22時点の100億はそういった類の「対策」だと私は考えていますが。
 
ついでに。
次にも書いているんですが、民主党を叩きたいからで書いてるんじゃないですよ。
実際に他のところに書いていますが、私は口蹄疫鳩山首相の行動は評価しています。彼の足を引っ張るようなことはするべきではないとも。
これでも「視野が狭くなった典型」なのでしょうか?
 
被害農家の感情側に寄ってるという指摘は甘受しますが、視野狭窄は否定します。

こう言う方がいいかな?

現場の士気を上げるのが国の役目でしょう。
「金は出すからしっかりやれ」と言うのは「対策」の一つにならないのでしょうか?