b:id:Marin_MTB さん
すんません、書く場所が無いので日記に持ってきました。
 
で、日記の方のために。敬称略失礼。

Marin_MTB 2ch, 政治, 民主党, 農水省, 畜産, 口蹄疫 ちょっと待った、感染食肉を外に持ち出したら感染拡大を招くんじゃないのか?そうでなくても異常な感染力だぞ今回の口蹄疫は。/vid まぁ言い出したらキリがないけど、そもそも食肉に加工する意味は何? 2010/05/20

http://b.hatena.ne.jp/Marin_MTB/20100520#bookmark-21647407

私が出した返答が入ってます。

vid Marin_MTB さん 10km超えての飛び火感染は確認されていないので、感染してない推定行動では。また精肉場は範囲内の工場とか。処理もどこか区切りが必要。それが10〜20kmでは。区切り無し、全国対象にします? 2010/05/20

http://b.hatena.ne.jp/vid/20100520#bookmark-21671801

 
Marion_MTB さん>私(vid)>Marion_MTB さんと言う流れです。
 
で、本題に。
 
先に書くと、私も全く同じ疑問を持ち、20km以内を全部殺処分にしろよ!と考えました。
が、確かに10〜20kmを「精肉」と言う形で処理する事は、言うほど悪手ではないと。
もう一度まとめますが、
 
・処理を決めるにもどこかで区切りが必要。
・現在、確かに口蹄疫罹患が広がっているが、それが 10km を超えるような飛び火は起きていない。
・よって、10〜20km内から牛・豚を撤去するために、精肉処理する判断は、汚染リスクを考えてもそれほど悪手とは呼べないと考える
 
で、『何故、精肉?』なんですが。
私も全く同じ事を考えたのですが、考え込んでみると
 
・殺処分では埋設場所が問題となり、今現在、事実として、埋設場所が無いために殺処分が進まない現実がある。
・より危険度が高い10km以内も殺処分であり、ここは殺処分前提で、罹患を遅らせるためにワクチンと言う選択肢を取る事になっている
 
と言うことは
 
・20km以内も殺処分とすると、10kmと同じ場所探し問題が、追加で発生する
 
と言う問題が起きます。
これを「精肉」と言う形にする事で
 
・「精肉工場での精肉処理」であれば、家畜を屠殺する事に獣医が不要になる
・感染リスクが低い家畜は「精肉」とする事で、早急な殺処分になるし、移動させる事も容易になり、容量もある程度減らせる
 
「食肉」ではなく「精肉」がポイントです。
おそらく「首を落とした」「皮をはいだ」「血抜きした」「内臓を取った」くらいの状態での出荷でしょう。スーパーで売ってるトレーの状態ではなく、動物の身体の形は残った程度だと考えられます。
つまり「精肉」と言うのは、「殺処分」に合法な手段を用いて、その手数を増やす手段だと推論されます。事実、問題無く現行法で、しかも素早くやれるのです。
『加工』も不要で「屠殺」だけにすれば?とは思いますが、おそらくこれだと法律がまずいのだと思われます。
 
以上を考えた上で、私は、汚染リスクまで考えた上で、悪く無い手だと考えています。相手はウイルスなので、ともかく早急な殺処分が必要で、そして生きていなければ目的は達成されます。
殺処分の速度が処理容量と共に必要な現状、「精肉処理」は本当にまずい手でしょうか?