他の段について突っ込む

と言うか、本当はこっちがメインのつもりだったんだけどなぁ(^^;;
平成22年8月5日創刊 ホメオパシー新聞(号外)|日本ホメオパシー医学協会
から引用。

また、本件に関連したマスコミ報道の中で、あたかも乳児死亡がホメオパシーに原因があるかのような印象をもつような記事も見かけますが、そもそもホメオパシーレメディーをとって死亡することはありません。
この記事を読んだ読者が誤解しないように、誤解しそうな部分を抜粋し以下にひとつひとつ説明していきます。

今回の場合、K2シロップとやらのレメディ『しか』与えない事での影響なので、「レメディを取って死亡」と言うのは明らかなる間違いへの誘導。
他の場合も、ホメオパシーにはまって通常の治療を拒否する事による悪化や死亡の事例であり、ホメオパシーの「原因」の方向をわざと曲解しているとしか言いようがない。

朝日新聞8月5日付 福井悠介、岡崎明子記者
(7)「限りなく薄めた毒飲み「治癒力高める」

あたかも毒が入っているような表現であり、ホメオパシーに関する誤解を生じかねません。この記事の中で毒が強調されているように思いますが、レメディーの原料として確かに毒物もありますが、毒物でないものもたくさんあります。また原料として毒物として使うものも最終的には無毒化されており、薄めた毒という表現は適切ではありません。

先に計算した通り、一分子も残っていないのだから毒にも薬にもならないのは確かですが。
しかし「ホメオパシーの考え方(200年前の科学)」の根幹にあるのは、「限りなく薄めた毒を飲み『治癒力を高める』」と言うものから出発しています。
よって、ホメオパシー団体が「薄めた毒と言う表現は適切でない」と言うのは、この後の(8)の答え(原成分が1分子も残っていない事を認識している)のと合わせて、「ホメオパシーの治療理念」から逸脱しています。
自分自身で自分自身の行動理念を「違う」と叫んでいるのは、渾身のギャグなのでしょうか?