返答いただきました

その前に、足りてなかった部分を追加で。

watchcat 途中でエンターしてしまった。そもそも自分が理解できるもの、正しいと思ったものしか受け入れないのであれば、それは共生では無いと考えます。 2010/08/27

http://b.hatena.ne.jp/watchcat/20100827#bookmark-24379986

上で引用した?Bの続きの部分。
 
「そもそも自分が理解できるもの、正しいと思ったものしか受け入れない」
と言うのは、ホメオパスにそのまま当てはまりますね。
「二重盲検」の結果と言うのは人間原理が入らないようにデザインされていますが、それを「受け入れて」いましたっけ?
科学側に「受け入れ」だけ要求して、ホメオパスに「受け入れ」を要求しないのは、その時点で片手落ちでしょう。
まぁ、ホメオパスがこれを受け入れたら、その時点でホメオパシーが終わりですが。
 

ついでに言えば、「自分が理解できない物」であっても、『結果』が付いてきてるなら、「受け入れる*しかない*」んですよ。科学に立つならば。そして私は科学に立とうとしているので。
ホメオパシーホメオパスの言うような効果を、きっちりと二重盲検で、『誰が実験しても』出ていたならば、ホメオパシーの理論がどれだけ不可解であっても、そのルールが「現実」です。
人間原理の「理解」云々の話ではない。「自然のルール」に沿っているかどうかの部分で、ホメオパシーは『科学』として失格と言う結果が厳然と出ている。
『科学』として失格しているものを『科学』で共生しろと言うのは、無茶です。

本題の返答

で、上に書いた私の部分だけを読んだ方だと気が付かない可能性があるので、転載します。

watchcat ツッコミどころが多すぎて。共生の意味とか。変化の結果がホメかどうかをこちらが決める傲慢さとか。そもそも元記事の主題は共生の道が見つける事が解決策として穏当という話で…もう良いです。ブコメじゃ無理だし。 2010/08/27

http://b.hatena.ne.jp/watchcat/20100827#bookmark-24383142

たぶん、ここが一番の齟齬の点なのでしょうね。
「変化の結果がホメかどうかをこちらが決める傲慢さ」
 

私が持ち出した「ホメオパシー」の定義は、そもそもが「ホメオパシー」のもので、それは「私が決めた」ものではありません。出自は私にありません。
それを「こちらが決める傲慢さ」といわれても、私にはどうしようもありません。「ホメオパシー」自身が持つ「ホメオパシー定義」に当てはめて見当する事は、『論理』の問題であって、個人の傲慢と言う話では無い。
 

「お前がそう思うんならそうだろうな。お前の中ではな」
と言うのは、あくまでも「私の思い込み」から生じなければなりません。
しかし、ホメオパシーの定義は「私の思い込み」から生じたものではなく、また「ホメオパシーとは何か?」と言うのを調べたその「定義」の部分が「科学として間違い」と言うのも「私の思い込み」ではない以上、演繹法によって導かれる答えは当然「私の思い込み」とは呼べません。
「傲慢」でもなんでもない。
 

もちろん定義を変更し、それに「ホメオパシー」と名づけることは可能です。それを「今のホメオパス」が行うのは妥当な行為でしょう。別に私もこれを否定はしません。
しかしそれを行ったら、それはもうすでに「ハーマネンのホメオパシー」とは違うものです。誰が行うかに関わらず「根幹の定義を変更」すれば、それは別の論理体系です。これもまた論理として自明の話。
そのことを表記したら、何故「傲慢」ですか?
 

で、いろいろと説明したのですが、

そもそも自分が理解できるもの、正しいと思ったものしか受け入れないのであれば、それは共生では無いと考えます。

私が追いかけた論理は「理解できないもの」「正しいと思えないもの」ですか?
もちろん「理解できない」「正しいと思えない」と言う答えが出てもおかしくありません。ではそれはどこの視点に立った答えですか? その視点は「科学」ではない『何』ですか?

共生は不可能か

で、他にも「共生」の方向ですが、ホメオパシーが「宗教」ならば文句は無いですよ。それこそイワシの頭ですから。こうなると「科学」ではない以上、何も言うことはありません。
ただしこちらにいくとホメジャなどが狙っているらしい「代替医療」からは完全に消えますけどね。
そしてホメオパシーが「ホメオパシー」として生き残るなら、こちらの方向しか無いと思いますけどね。他の方も別の?Bでこの指摘はされていましたが。
 

ホメオパシーは「科学」としては完全に『誤った理論』なんですから、そもそも「現代医療」とソリが合わないんですよ。
これは科学の『理論』と『論理』から導かれるものであり、「私」と言う個人の問題ではありません。

で、戻る

穏当な解決策をとって医療ネグレクトを無くそうという、元ページの趣旨と思想は『その心情を理解』できます。
しかし、それを語るにしても現実のホメオパシーがどうか?と言う部分の認識が足りているようには思えません。
 

そしてホメオパシー信奉者が医療ネグレクトに陥る最大の要因が、今回細かく触っていないホメオパスの言う「好転反応」です。これは『一部の信奉者』しか言っていないとしても、実際に社会的に問題となって噴出した原因部分はここです。
最大の問題点ですよ。
これに対して考察が本当に足りているのでしょうか?
私は「足りている」とは思えなかったです。