いや、本当の個人開発(ハードハック)を想定

うにょ(^^;;

http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY201009070231.html
のブックマークで反応あり。

vid 心情としては賛成したい。しかし問題もあって「ハードを自由に扱う権利」が侵されるんだよね、これ。自作ゲームがやれなくなる。自作をやってる奴らはほとんど居ないが、この自由をどう守るのか?は考えたい。 2010/09/07

b:id:FTTH:20100907#bookmark-24691186 さん

最終的に個人用のバックアップ云々の話になる話題、と想定して返すけど、「正規に開発キット買って=ライセンス取得して」行わない開発は、制限されても強い主張出来ないんじゃないの?

いや、個人用のバックアップ云々は、個人的には全く認めていませんよ。
ただし、著作権上の権利として、『本体を保持』する限りにおいて、『バックアップを主として使う』事は問題無いはずですが。本体の所有権を何らかの形で放棄した場合(古物として売買、或いは他者に譲渡、他)は、即座に「バックアップを破棄」しなければなりませんが。
 

で、私が言いたいのは

自分が購入したハードをどう使おうと、それは個人の自由である

と言う話。
ライセンスを買う、買わないすら関係ありません。ライセンスを買わないと、正式に販売出来ないでしょうけど、そういう話じゃないです。
 

例えば、GBA 系ではこういうのがありました。
Linux から目覚めるぼくらの GAME BOY!・予告編
http://www.amazon.co.jp/dp/479732564X/ref%3Dnosim/emptytalk00-22/
GCC を用いた GBA の開発。
他の事例としては、各種ハードで Linux を動かす!と言うハッカーな人々とか。
過去には、ファミリーベーシックからゲームやろうぜ!(PS開発キット)、デベロ(……PC-Engine だったっけ? 忘却)、サターンベーシック(セガサターン)など、コンシューマゲーム機のソフトの個人開発キットがオフィシャルから発売されていたりもします。
私が想定しているのは、こういうものです。
 

マジコンと言うツールの問題は、こういった「個人の開発」に使えるツールである、という側面もある事です。
個人として、ハードハックを行う事や、ハードハックから先の開発をする事は、問題とすべきではない事だと考えます。
マジコンの一律排除というのは、こういったハードハックを法律で禁止と言う事にすらなりかねない。
これは正直、ハッカーとして面白く無いんですよね。まぁ、私はハッカーになれなかった者ですが。
 

こんな風に、ハードウェアを自由に使う権利と言うのは、保護されるべき「購入者の自由」(私的利用の範囲)だと考えています。
もちろん、これを悪用すればソフトウェアコピーが可能な訳ですが、これは著作権として許すべきではない。
私も無体物を製作して飯を食ってますから、そういう意味ではマジコン撲滅は正義として賛成ですよ。ここまで広まってしまっては、被害も甚大ですし。
ただ、こういう非常に微妙な立場だから、どうしても歯切れ良く無くなるわけで(^^;;
 

とりあえず、どういう考えかの発言は、ご理解いただけましたでしょうか。

 

とりあえず

CPU べったり、ハードべったり、手探りのアセンブラの世界は面白いですよ(^^)
と言う事です。