ホメオパスの誤謬(量子力学編):その1

ホメオパシーと量子力学 そして 霊的実体と量子力学 - Togetter

間違い1

具体的な批判内容は知りませんが、「物質的実体がなければ薬理作用など絶対にない」という見方と、「物質的実体がないぐらいの極限量でも、生理活性が保持される場合がある」という意見の対立。眼に見えないものの作用を、眼に見える形で証明するは困難。突っ込み所満載でしょうnewhopeterao
2010-09-06 08:48:42

薬学とは、「生理的活性」と「投与物」の『因果関係』を計測し、そこに『関係がある』と『客観的に推察』されて、初めて「投与物」と「生理的活性」の関係性が取りざたされる。
ホメオパシーのレメディはこの関係性の『因果関係』を『客観的に推察』出来ていない。
分子デザインによるものや、すでに分かっている知見を元にと言うのはあえて排除していること注意。

間違い2

例えば、極度の卵アレルギーの方の好塩基球を詐取して、そのアレルゲンとなる卵たんぱくの極限希釈液を作って作用させたら、ヒスタミン遊離抑制する可能性高いですよね。ただ、単純な水希釈だとダメでしょう。ホメオパシーの真骨頂は、希釈法にある。聖書で叩けとは言いませんが…newhopeterao
2010-09-06 08:54:32
聖書は無効と述べましたが、レメディに作成過程に精神性が影響することは確実だと推定してます。純粋に人に良かれという思いが込められて作られたレメディと、これでひと稼ぎできるぞしめしめ、と思って作られたレメディでは、薬効は確実に違います。その意味では聖書効果ありですnewhopeterao
2010-09-06 09:04:19

前述、これにより「薬効に違いがある」は、『客観的に推察』出来るほどの『薬効がある』と言う証明が存在しない。
『実験』は存在しているが、全て「薬効があるとは言えない」と言う結論ばかりである。

間違い3

概して、基礎実験が少なすぎるという感がします。「一般的なダブルブラインドでは、効果を確定できない」は、当然そうでしょう。純粋に”物質的な効果”を比較するためにデザインされているからです。いくつかの基礎試験結果に基づいて、臨床試験を企画すれば証明できるかも?newhopeterao
2010-09-06 17:22:46

違う。
ダブルブラインドは「物質的な効果を比較」ではなく、「因果関係の推察」を計る物。
レメディに「効果がある」なら、ダブルブラインドで「効果が出る」。確実に。
効果が出ないのは「1分子も入っていないから」でも、「投与者が信じていない」からでもない。そんな『効かない理由』に原因があるのではなく、『事実として効かない』から結果が出ない。
これが『動かせない事実』であり、これを認めることから始まるのが『科学』。
『科学』から『動かせない事実』が決まるのではない。
『科学』から『効かない』事実が決まるのではない。

根本の問題

脳内の神経細胞で電気信号がながれるから電場が変化するとおっしゃられますが、現代科学が無視しているのは、「どういう力、あるいは原因で、神経細胞に電気信号が流れるのか?」という問いです。なぜ? 循環電流にゆらぎが生じるから?では、なぜそのゆらぎが生じるのでしょうかnewhopeterao
2010-09-08 10:09:42

ゆらぎが生じる『原因があるに違いない』と言うのは、古典科学の考え方。
だから「精神」だの「霊」だのが出てくるのだろうな。