軽めのネタ
相変わらずホメオパシーの話だけど(^^;;
一つ目
http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10601311478.html
神秘主義に傾倒してしまうのは、科学的知識とは別問題なんですよね。
エジソンが霊界電話を発明しようとしたとか、有名な科学者でもいくつか事例があったような。
二つ目
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1点気になった。
しかしこれが、アレだ。
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まず前提条件となっている「健康な人間に与えたら似た症状をひき起こすであろう物質をごくわずか与えることで」本当に「体の抵抗力を引き出」せるかどうか、という一番重要な理論自体にまったく根拠がない。
もしその部分に疑問を持たなかったとしても、「健康な人間に与えたら似た症状をひき起こすであろう物質をごくわずか与える」という部分の「ごくわずか」がどのくらいわずかなのかを聞くとどうだろう。
ホメオパシーの原点である「似た症状を出す物質」を「極わずかに取れば」『抵抗力が上がる』と言う考え方、これ自体は間違っているとは言いがたいんですよね。
ホメオパシーが出来た1790年ぐらいに、天然痘予防として『牛の』天然痘を素材とする種痘で、今で言うワクチンとしていた事例があるように。
今現在でも、花粉症予防として抗原エキスを舌下に入れることによる免疫療法などがあります。ワクチンなんかもほぼ同様の考え方ですね。もちろんこれらは後に分かった「免疫システム」に基づいて『再設計された』方法ですが。
ホメオパシーが間違っているのは、根幹の考え方ではなく、これを実践する手続きや、客観的評価の部分なんです。
科学であれば新しい知見に基づき、自分の手続きを再設計するものですが、ホメオパシーにはそれが一切ない。効果がないと客観証明されても、認めないという部分が問題なわけですが。